2015年の広島東洋カープの展望

Twitterアカウントの方では結構頻繁に呟いているけれど,
当方,広島ファンにつき,開幕1週間前でワクワクしてる今日この頃.
オープン戦も終わり間際なので,展望を書いてみた.

■全体
正直言って,かなり苦戦することになると思う.理由は3つ.

・単純に層が薄い.
・緒方体制の方針確立に時間を要することが予想される.
・昨年Bクラス球団の台頭が著しい.

1つ目はごらんの通り.
ここ数年のカープは,「期待の若手」がガンガン1軍で台頭したことで
万年Bクラスから脱出できたわけだけど,
その弊害として,「期待の若手」枠の選手が,現在枯渇している状態.
該当者は,せいぜい,美間と土生,高橋くらい?
投手にいたっては本気で思いつかない.

2つ目も当たり前.しばらくは緒方も手探り状態の采配になるだろうし,
選手も「え?そこでその采配?」と戸惑うことが多そう.
まあ,前代の初年度は,もはや監督と呼べる域に達していなかったので,
ある程度は我慢するつもり.

3つ目で特に警戒しているのはDeNA
若手の成長や新戦力への期待感が高く,もはや弱小球団ではないと思う.
ヤクルトは由規,中日は吉見が戻ってくるし,両者も侮れない.
数年前のパリーグにあった「戦国」感が,今年のセリーグには漂っている.

■先発
黒田とジョンソンの2名が加入したとはいえ,
やはり,バリントンという,信頼のおけるカードが1枚欠けたのはでかい.
黒田とジョンソンが両名とも戦力にならなかった場合,
前田1人に相当な負担がかかることは容易に想像できる.

また,オープン戦を見る限り,
ローテーション投手として目処が立っているのは5名のようで,
(前田,黒田,ジョンソン,大瀬良,野村)
長いシーズン戦っていく上で必須と言える6枚のカードは揃っていない.

ファームの育成能力に期待したいところだが,
今年は有望な投手を上位ドラフトで獲得できておらず,
(1位は野手の野間で,2位の薮田はご存知故障明け)
既存戦力の奮起に期待するしかないと思う.
候補としては,福井あたりだろうか.
今村を先発にするという話は,どうも緒方体制に入って消えた模様.

■リリーフ
一岡と中崎,そしてヒースが,勝利の方程式になると思う.
繋ぎの役割として重宝していた中田の離脱は痛く,
復帰までは,今井や今村が,その役割を担うことになると思う.
層の底上げとして期待されていた飯田や小野は,
オープン戦で結果を出せなかったし,2軍スタートが濃厚じゃないかな.
ザガースキーは出番が少なすぎて分からない.

■捕手
會澤の育成が,今シーズンのメインテーマと言っても過言ではない.

打撃については目を見張るものがあるものの,
捕球や送球の面で不安が残る.
特にエースの前田がそのあたり気にしているようで,
彼の登板日は石原がマスクを被るという展開が間々あった.

長年チームを支え続けてくれた石原だが,
当面は會澤のバックアップとして我慢してもらうことになると思う.
倉は……たぶん今年で引退なんだろうなぁ.
あと,會澤に抜かれた白濱は本気で危機感持って頑張って欲しい.

内野手
とにもかくにもサードが不安.
鈴木誠はライトに本格コンバートとなり,堂林と美間はパッとせず,
「もしかして」と思っていた新井は早くも息切れ&肘故障.
梵を置いて急場を凌ぐようだけど,どうなることやら.

ショート田中も,定着には苦労しそうな雰囲気を漂わせているけど,
ここは完全に他の選択肢がないので,
ある程度は生暖かい目で見守っていきたいと思っている.

セカンドは菊池.当たり前.ここが離脱したら終了だと思っている.

ファーストはグスマンだろうけど,
打席での地蔵っぷりが気になる.見えてるのか,見えてないのか…….

■外野
やはり鈴木誠也.
素人目に見ても身体能力がズバ抜けていて,どこまで育つか楽しみで仕方ない.
(身体能力高いからといって,野球に活かされないと無意味だけどね)
彼と,エルドレッド離脱によりチャンスが回ってきた松山を
左右に据えることで,守備面では丸に負担がかかるけど,
そこは赤松や天谷,新人の野間を上手に使って,適宜カバーしてもらいたい.
盲腸野郎ことロサリオというバッファもあるので,
外野はあまり心配していない.