読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ダイヤのA 43巻 感想

ダイヤのA(43) (講談社コミックス)

ダイヤのA(43) (講談社コミックス)

3年生との引退試合でアニメは無事完結……かと思いきや,
まさかのセカンドシーズン突入.
というわけで,ついでに漫画の方の感想.

この巻には,秋大における青道VS薬師戦の前半部が掲載されている.

薬師高校自体が,ファンの間で非常に評判悪い印象だけど,
この試合は特に評判悪いんじゃないかな.

そもそも,青道と薬師の試合はこれが3度目.
新学年の加入などによるメンバーの入れ替わりが無いことを考えると,
スポーツ漫画としてはかなり異例だと思う.

これに対して,「作者は薬師を贔屓しすぎ」という非難が多いけど,
まあ,否定はできないんじゃないかと思う.
2戦目なんて,相手が薬師である必要性が全く無かった試合だし.

そんなわけで,決勝戦の割に盛り上がりに欠けるカード.
唯一の見所は,本巻で繰り広げられる川上の苦闘だと思う.

初登場では東先輩から「田舎に帰れ」と罵られ,
久々に登場したと思ったら入学直後の1年に失点を許す始末.
以後も,登板したと思ったら
対戦相手の「追いつかない程度の反撃」の凌ぎ役ばかりという,
非常に報われないキャラクター,それが川上.

そんな彼が,諸々の事情でついに先発の座を手にし,
43巻目にして初めて,スポットライトを浴びる.
「持っていない側」であると自認する川上が,
「持っている側」の雷市や真田相手に,どのように立ち向かうか?
結果は実際に読んで確かめてもらいたい.

なお,川上サーガ以外の試合展開は,かなり平凡.
御幸の故障とか,ピッチャー雷市とか,
何とかして話を盛り上げようと画策している姿が見えるけど,
そこまで苦労するならば,やはり,
薬師以外のチームを相手に据えれば良かったんじゃないかなーとは思う.