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2015年の広島東洋カープの総括

69勝71敗3分,借金2の4位という結果になりました.
というわけで,さっそくシーズンを総括.

ちなみに開幕前の展望はこんな感じ.
2015年の広島東洋カープの展望 - NK5のノート
我ながら,かなり良い線いってたんじゃないかな?
横浜の台頭予想だけは大ハズレだけど,
これはまあ,グリエルが来なかったせいということで.

さて,4位という,おそらく多くのカープファンにとって
期待外れに終わった要因を敢えて1つだけ挙げろと言われたら,
「フルシーズン戦い抜くペース配分を緒方監督が理解できなかったため」
じゃないかなと思っている.

ペース配分というのは,
・戦力の底上げ
・リリーフの体力配分
の2点が該当すると思っていて,今年の緒方監督は
そのいずれも実施できなかったと思っている.

まずは前者.
戦力の流動性が,今年は著しく乏しかった.
ちゃんと統計をとった上で論じているわけではないので,
先入観に過ぎない可能性もあるけれど,
丸と菊池が不調続きにも関わらずほぼフルイニング出場していたり,
逆に,2軍で好調だった下水流が一向にチャンスをもらえなかったのは
純然たる事実として挙げられると思う.

若手の起用はというと,ほぼ野間に一極集中.
野間が全く見どころの無い選手であるとは言わないけれど,
現状の打撃に関しては,200打席も与える価値は無いと思う.

選手の入れ替えが必ずしも戦力底上げにつながるとは限らないが,
復調の兆しの全く見えない選手が
いつまでもスタメンに顔を連ねては凡打を繰り返す様は
正直言ってかなりストレスフルな1年だった.

続けて後者.
これは今日の最終戦がすべてを物語っている.
点差に余裕があろうと大瀬良・中崎.
連投気味だろうと大瀬良・中崎.

こんなワンパターン継投が長続きすると思う方がどうかしている.
案の定,大瀬良が9月に入ってからパンクした.
ほぼ毎試合ピンチを招き,球速も140km/h前後まで落ちるなど,
疲労の限界に達していることは誰の目にも明らかだった.

それでも,大瀬良・中崎.

10月の負けはいずれも大瀬良の乱調によるものだけれど,
大瀬良を責める声がその内容に反して少ないのは,
その原因を作ったのが誰か,多くの人が理解していたからだと思う.


采配批判が多くなってきたので,選手たちに目を移すと,
昨年度と比較して成績を落とした選手が非常に多かった.
この類の話題で外せないのが,やはり菊池と丸.

まずは菊池.
四球を選んでほしい場面や,走者を進めてほしい場面で,
無価値なフライを上げるシーンが多々見受けられた.
元々,好き放題振り回していくタイプの打者なので,
菊池を研究した相手バッテリーに
そういう打撃に誘導された,と見るべきかなと思っている.
守備があるとはいえ,来年は7番か8番で起用することが増えるかと.

続けて丸.
こちらはとにかく三振が増えた.
打撃フォームが素人目に見ても崩れているのが気になるが,
新井打撃コーチおよび迎打撃コーチ補佐は何をやっていたのだろうか?
こちらは土台から打撃フォームを作り直す必要がありそうなので,
来年は開幕1軍漏れも覚悟しないといけないかもしれない.
天性の選球眼を持つ選手なだけに,このまま落ちぶれさせるのは惜しい.

この2人を筆頭に,打線が最後まで安定しなかったという点も
今年の広島が苦戦した要因の1つだとは思う.
いくら好調とはいえ,新井が最後までレギュラーで居続けるとは
悪い意味で想定外だった.

まあ,一部の若手を除いて相当厳しい査定が待ち受けていると思うが,
当然の沙汰と理解して粛々と受け入れつつ,
秋季キャンプは死ぬほどバットを振ってほしい.


だいたいこんな感じかな.
今年はどのチームも改革期で圧倒的戦力を保持するチームが存在しなかっただけに
優勝のまたとないチャンスだったので,残念極まりない.
なお,カープの本格的な改革期は来年であり,
最下位も覚悟しないといけないとは思っているが,
その辺は,前田のポスティングや各種補強を確認してから,改めて考えたい.


ひとまず選手の皆さんはお疲れさまでした.