「エコシステム」とは何か

最近セミナーや勉強会でやたらと
「エコシステム」
なる言葉が使われていて,
一体どういう意味なのかなぁと思い,軽く調べてみた.

まずはインターネット上でどう定義されているか.
Wikipediaだとこんな感じ.
エコシステム (バズワード) - Wikipedia

新規な産業体系を構成しつつある発展途上の分野での企業間の連携関係全体を表すのに用いられる用語である。

他にはこんなサイトもあった.
エコシステム(えこしすてむ)とは - コトバンク

業界の枠や国境を超えて広く共存共栄していく仕組み

「連携」「協力」といったワードが両サイトの定義の共通項.
じゃあそう言えよと文句をつけたくもなるが,
まあバズワードってそんなものだと思う.

じゃあ,何故そんな言葉が流行っているのか?
推測に過ぎないけれど,
今の世の中が,1つの企業のスタンドプレーだけでは
もはや生きていけない状態になっているからだと思う.

極端な言い方をすれば,
「俺もお前らのために頑張るから,お前らも俺のために頑張れ」
という合意が関係者間でなされている状態が,エコシステム.

じゃあ,セミナーやらなにやらで声高に叫ばれている
「ビジネスを成功させるためにエコシステムを作ろう!」
というテーマに対して,俺達はどう動かないといけないのか.

それは,
相手が「協力しやすく」かつ「協力したくなる」仕組みを作ること
だと思う.

「協力しやすい」というのは,
窓口を広く用意して,声が届きやすい仕組みにすること.
ITの世界だとOSS化が分かりやすい事例かな.
「協力したくなる」というのは,
雑に言えば協力することのメリットをどれだけ魅力的に提示できるか.
こっちはケースバイケースだし難しいのでここでは深く触れない.

繰り返しになるけど,1個人や1企業だけの殿様商売なんてのは
今の世の中では限界があるので,
(もちろんアップルとか任天堂とかの例外はあるけど)
こういうスタンスでビジネスを作っていきましょう,という考え方自体は
間違ってはいないと思う.
特にスタートアップとかではとても大事なんじゃないかな.


ずっと「お財布に優しい何か」を指すワードだと思っていました.