2017年の広島東洋カープの総括

88勝51敗4分で連覇を達成!
日本シリーズには某欠陥制度のせいで出られなかったけど,
ひとまず選手の皆さんはお疲れさまでした.
(何が欠陥かは各所で散々指摘されているのでそっち見てください)

シーズン前の展望は以下.
2017年の広島東洋カープの展望 - NK5のノート
順位は大きく外したけれど,
傾向予想という意味では,概ね当たってるんじゃないかな.
ラミレスは日本シリーズで覚醒した感があるので,来年も要注意.


とにかく今年は薮田に尽きる.
春先の無茶なリリーフ起用に応えてくれただけでも十分だけど,
まさか先発に再転向して,これだけの成績を残すとは予想しなかった.
真価が問われるのは来年だが,ひとまずゆっくり休んで欲しい.


野手でいうと,田中・安部・バティスタの成長が光った.
特に田中.終盤戦の嫌らしい打撃はまさに理想的な1番打者だった.
安部とバティスタの評価は来年まで保留かな.
特にバティスタは間違いなく研究されるので,
守備面も含めて秋季キャンプの過ごし方が重要になると思う.

最後に無念の故障離脱をしたとはいえ,鈴木は4番の重責に良く耐えてくれた.
覚醒翌年にこれだけの成績を残したとなれば,
いよいよ一流打者の仲間入りをしたと言って良いと思う.
丸と共に,打線の主軸を担い続けて欲しい.


野手とは対照的に,投手については反省の多いシーズンだった.
主に先発.全般的に昨年以下の成績で,
特に大瀬良と岡田の酷さが目立った.
そもそも,この2名がほぼローテーションを守り続けられたという事実が
このチームの先発の層の薄さの象徴と言える.
その弱点は,CSの苦しい投手起用からの自滅に繋がってしまった.

リリーフについてはジャクソンとヘーゲンズが誤算だった.
セットアッパーとロングリリーフという2枚の切り札を失い,
今村も,野村政権から続いている酷使で,いよいよ限界の模様.
相当苦しいベンチワークを強いられた1年だったと思う.


首脳陣については……もう多くを求めるのは止めました.
このチームは,ベンチに采配をさせた時点で負けという理解で良い.
タクローと河田の両コーチの離脱で,
このあたりの弱さはさらに深刻になりそうな予感.


来年の課題は,ボロボロの投手陣の立て直し.
とはいえ,チーム特性上FA補強が見込めず,
ドラフトも何故かドラ1に捕手を取りに行く結果となると,
期待するのは外国人投手の補強ということになる.
先発2名+リリーフ1名,という構成が基本になるかと.

野手に目を向けると,ファーストかな.
具体的には,新井とエルドレッドの後釜.
一応,バティスタが挑戦しているらしいけど,
まあお察しの守備力なので,そこには期待しない方が良いと思う.
優勝した由宇カープから,そのあたりの枠を狙える選手が
出てきてくれることに期待したい.

あと,これはすぐに答えを出す必要はないけど,菊池の扱い.
元々ケースバッティングを嫌がるタイプであることは知っているが,
今年は特にそのあたりの我慢が出来なくなっていた.
この打撃が続くなら,2番打者の地位は剥奪で良いと思う.


こんなところかな.
では,また来年.